緊張のピークに達したホルダーズの大会決勝戦。ジャスティス清志とリム生徒会長がカードバトルを繰り広げられた。
リム生徒会長はビンゾコ魔人のカードでジャスティス清志を圧倒する。
ビンゾコ魔人のカードは、ホルダーズの中でも最強のカードの一つである。そのカードを使えるのは、リム生徒会長だけだった。ビンゾコ魔人は、巨大な瓶底メガネをかけた恐ろしい姿をしていて、相手のカードを一撃で破壊することができる。
ジャスティス清志は、ビンゾコ魔人のカードに対抗するために、幼馴染であるリム生徒会長から子供時代にもらった「瓶底オジサンカード」を使用した。
瓶底オジサンカードは、ホルダーズの中でも最弱のカードの一つである。
瓶底オジサンは、瓶底メガネをかけたおっさんの姿をしていて、ポスターサーベルの攻撃力は低く、相手のカードに何もできない。
リム生徒会長は「瓶底オジサンカード」を見て驚愕した。自分が幼馴染に贈った父親にそっくりなカードがジャスティス清志の手にあることに気づいたのだ。
しかし、そのカードには大した力はなかった。リム生徒会長は自信満々にビンゾコ魔人のカードを発動した。ビンゾコ魔人は、瓶底オジサンに向かって強力な光線を放った。
しかし、その時、ジャスティス清志は祖父からもらった真実のカードを発動した！。
真実のカードは、世界に一枚しか存在しない超レアカードである。そのカードを使うと、相手のカードに隠された真実を暴くことができる。
真実のカードが発動すると、ビンゾコ魔人と瓶底オジサンの間に奇妙な光が差し込んだ。そして、驚くべきことが起こった。
ビンゾコ魔人は自身の眼鏡が瓶の蓋だという事に気づき恥ずかしくなり爆発して消滅した！。
瓶底オジサンは自身の眼鏡がクロブチだという事に気づき喜んで踊り出した！。
観客席からは信じられないという声や笑い声が聞こえた。リム生徒会長は呆然とした表情でジャスティス清志を見た。ジャスティス清志は勝利に酔うことなく、リム生徒会長に近づいた。リム生徒会長は勝者に賞金1憶ノアプラチナムを進呈しようとするが、ジャスティス清志は断り、リム生徒会長に手を差し伸べた。
「リムしゃん、友達になるジャス」とジャスティス清志は微笑みながら言った。
リム生徒会長は驚きと感動に溢れ、ジャスティス清志の手を受け取った。
「友達？……そうね、それなら嬉しいわ。私も友達になりたいわ」とリム生徒会長が微笑みました。
二人は互いに手を差し伸ばし、握手を交わしました。会場中からは拍手と歓声が湧き上がります。ジャスティスとリム生徒会長の友情は、ホルダーズの世界に新たな伝説を刻むことになりました。
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