ユーリエフ
ヒナギク「………………？」
聖銀の魔獣と呼ばれ人々から危険視されている存在。
幼い少年の姿をしているが、内には凄まじい力を秘めており、一晩で地図上から町や都市が消え去るほど。
魚介を主食とするため基本的に害はないものの、敵対者には容赦せず、身の危険を感じた場合は海色の瞳で魅了し行動を封じた末に自らの糧とし骨も残らない。
しかし本人は至ってマイペースかつ奔放な性格。
自身が人間にとって恐怖の対象であることなど気にも留めず、近隣の町で厳戒態勢が敷かれていることなど知る由もなく、今日も彼はただ好物の魚を求めて水辺を渡り歩く。