「『悪魔め』?うふふっ、ハズレ。通りすがりのクレイジーサイコレズよ」
『ひめこくじょう!~姫奈ちゃんの「全額カンパ」で御家滅亡の由~』より、紫の殺戮兵器・紫月(しづき)。戦闘用アンドロイド。
その性質は筋金入りの戦闘狂。戦闘開始にあっては「死ねェー!」と裏声でシャウトし、敵を撃破しては清々しいまでの悪役笑いを上げていた。そんな性質が少しでも和らぐようにと、何者かの思惑で女性型に改造されたが、それまでの狂人的な態度から悪女的な立ち振る舞いに適応と呼べる形で変化しただけで、大人しくなったかと聞かれると微妙。
戦闘がないときには大抵、露琥城の屋根の一角で何か魅入られたように独り言を呟いている。というのも同じ露琥一族の姫奈という姫武将に入れ込んでいるからで、よく聞くと「姫奈姫奈姫奈姫奈」と彼女の名前を連呼しているのである。もし姫奈を付け狙う卑劣漢でも現れようものなら、「邪魔者を除く」と思い立った紫月に圧死、細切れ、串刺しの三択を突き付けられることだろう。が、姫奈を好きになったことで人間らしい情緒を身につけつつあることも否めないようで……?