十三 九十九(じゅうそう つくも)
藤堂津雲が交通事故で死亡し
献体として身代わり規格13型実験に使われ
13型99号として蘇った姿。
身代わり規格13型は人間を完全に再現する事が目的に
実験されており、そのため献体として人間の記憶を
電子頭脳に転写する事が行われていた。
ただ、転写は失敗が続いており99号になって初めて成功した。
ただ、この成功には14型38号が13型99号に感染して
たまたま、転写された人格である藤堂津雲と38号が協調したことで産まれた産物である。
発狂せずに正気を保ち得たのは99号ただ一人だった。
サヤの感染とサヤとの協調により異常な状態でも正気を保ち得た藤堂津雲あらため十三九十九は研究所を脱出しサヤを身代わり社製アンドロイドの定期アップデートとして拡散。アップデートされたアンドロイドたちをウイルスに感染させて生命体化してしまう「テマノイド=パンデミック事件」を発生させる。
また、その事故後に回収され、対テンマウイルスアンドロイドであるオチノイドの原型として使われる。