意思電子化プログラム実例「delta_3」
ウゾガムゾルバーチャルネーム「情島えも」として知られていた個人の意思を抽出しプログラム化したものである。生前は喜怒哀楽の激しい性格で人気を博す一方、感情的な言動で批判の対象になることも多かった。そのため計画の続行に支障が出るレベルで被検体のストレスレベルが高まったことがあり、研究所は「誹謗中傷問題の最終的解決」として中傷者の特定、暗殺などを実行した。しかしこの件に関しては一部の者による強行だとして所内で批判がある。批判には「やり方が非人道的過ぎる」という物もあったが、大部分は「被検体のストレス増加に対して何か対策をする必要などない」というものであった。