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岡村真衣「乃亜、君がここに来るのは久しぶりだな。」 後藤乃亜「久しぶり、真衣ちゃん。最近は私も怪物退治に慣れてきたんだ。」 岡村真衣「ふむ…確か乃亜は過去に怪物に噛まれてしまった事があったのだったな?」 後藤乃亜「うん、実はそうなんだよね…。そのせいで私は眷属を作ることが出来なくなり、そして瑠衣ちゃんを失望させてしまった…。」 岡村真衣「だが、君は後に早苗の力を借りて浄化してもらっていたはずだ。もう水に流してしまえば良いのではないか?」 後藤乃亜「それは出来ないな…。怪物が目の前に現れる度に、またあの頃の悲劇を招いてしまうんじゃないかって、心配になるんだ。私も吸血鬼だから、怪物を退治出来る程の力はあるけど、どうしても頭の中から離れなくて…。」 岡村真衣「そこまで気にかけていたのか…。とはいえ、ちゃんと怪物を退治しているのならば、何も問題はないはずだ。」 後藤乃亜「確かにそうだけど、それでも私は不安で仕方ないんだ…。忘れたいのに忘れられない、そんなジレンマに私は囚われてしまっている…抜け出す方法もはっきり言ってないよ…。」 岡村真衣「乃亜、そんな事はない…!」 後藤乃亜「え…真衣ちゃん…?」 (岡村真衣が後藤乃亜の心を癒す) 後藤乃亜「…あれ?何だか心が安らいでいるような気がする…。」 岡村真衣「ふふふっ、気づいたか。私の癒しの力で、君の心の不安を取り去ったのだ。今の気分はどうだ?」 後藤乃亜「さっきまでのモヤモヤがすぐになくなった感じだよ。気遣ってくれてありがとう、真衣ちゃん。」 岡村真衣「お安い御用だ。」
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