(白のベッドルーム)
木村めぐみ「初めまして、私は木村めぐみ。吸血鬼に詳しい人間がいると聞いたのだけど、あなたの事かしら?」
松本凛「そうだよ。僕は松本凛っていうんだ。よろしくね。」
木村めぐみ「ええ、こちらこそよろしく。」
松本凛「僕は昔から人ならざる者達について興味津々だったものでね。吸血鬼はもちろん、ゾンビや雪女についても色々と研究しているんだ。」
木村めぐみ「へぇ…詳しいのは吸血鬼だけではなかったのね。」
松本凛「ただ僕の研究では、実際に吸血鬼等の協力がないとなかなか進まなくてね。めぐみちゃんも機会があったら、僕の研究のお手伝いをしてくれない?」
木村めぐみ「そうね…普段は忙しいけれど、いける時は協力してあげるわ。」
(黒のベッドルーム)
木村めぐみ「久しぶりね、瑠衣ちゃん。再会出来て嬉しいわ。」
遠藤瑠衣「めぐみちゃん、相変わらず私への好感が強いわね…。でも、私も会えて嬉しいわよ。今まではどう過ごしていたのかしら?」
木村めぐみ「相変わらずではあるけど、実家の農村の見回りが中心ね。例の怪物も現れるのだけど、何故か村の作物には手を出してこないようだったわ。」
遠藤瑠衣「めぐみちゃんも怪物退治に貢献していたのね。」
木村めぐみ「ええ、村の平和を乱される訳にはいかないもの。」