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近藤紗月「雫さんと焔さんって、本当に仲がいいんですね。」 鈴木雫「当然よ。私にとって、焔ちゃんは一番の友達だもの。もちろん、他の皆も大切な友達だと思っているけどね。」 武田焔「ちょ、雫ちゃん…そんな事言われたら照れちゃうじゃないか…。」 近藤紗月「良いじゃないですか、焔さん。雫さんから一番だって認められているんですよ?」 武田焔「それは嬉しいんだが、急に言われたから流石のあたしでも照れずにはいられないぞ…。最近の雫ちゃん、あたしをからかってくる事が多い気がするな…。」 鈴木雫「私は別にからかったつもりはないわ。けれど、焔ちゃんがそう思ってたのなら謝るわね…ごめんなさい。」 武田焔「いや、あたしも決めつけてしまったのは悪かった。すまない…。」 近藤紗月「(これが友達というものなのでしょうか…。)」 鈴木雫「あら?紗月ちゃん、不思議そうな顔をしているけれど…どうしたの?」 近藤紗月「雫さんと焔さんの友情の強さは、私の想像以上のものでした。吸血鬼と人間、違う種族でこれほど仲がいいなんて普通は考えられないはずですから…。」 鈴木雫「そうかしら?別におかしい事ではないと思うわ。私が瑠衣ちゃんの眷属となった理由を思い出してみて?」 近藤紗月「確か…眷属としての吸血鬼ならば人間の気持ちも分かるかもしれないと思ったから、でしょうか?」 鈴木雫「その通りよ。人間の私では吸血鬼の気持ちに応える事は出来ないと思って、後戻りは出来ないと覚悟を決めて瑠衣ちゃんの眷属となったの。」 武田焔「そして、あたしの幼馴染である凛ちゃんが研究に誘った事で、雫ちゃんの気持ちに応えた。それを聞いてから、あたしも怪物退治を手伝ったりして雫ちゃんの気持ちに応えたんだ。これがあたしと雫ちゃんの友情の始まりだぜ。」 近藤紗月「そんなエピソードがあったんですね…貴重なお話が聞けて、私も嬉しいです。」
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