城崎加奈狐「初めまして、うちは城崎加奈狐と申します。あんたがこの場所で過ごしとる方どすか?」
伊藤花澄「ああ、私は伊藤花澄という。その言葉遣い…もしや京都弁か?」
城崎加奈狐「はい、うちは異世界出身なんどすけど、生まれた時から京都弁は完璧に覚えてます。」
伊藤花澄「そうなのか…異世界でも方言で話す者がいるとは意外だった。」
城崎加奈狐「ただ京都弁を話すのは今のところうちだけどすね…。」
伊藤花澄「まあ流石に珍しいものではあるか…しかし、君の京都弁も随分と上手だな。」
城崎加奈狐「ふふふっ…おおきに。」