岡村真衣「どうしたんだ、早紀?怪物退治で疲れてしまったのか?」
鬼塚早紀「いや、そういうわけではないぞ。わっちは見ての通り元気じゃよ。」
岡村真衣「そうか…ならば不要な質問をしてしまったな。申し訳ない。」
鬼塚早紀「別に謝らなくてもよい。真衣殿は癒しを授けるつもりでいたのじゃろう?」
岡村真衣「まあそう言われれば間違いない。私はその役目を果たす為にいるのだからな。」
鬼塚早紀「ところで、明日は節分じゃな。わっちは鬼じゃから、異世界では毎年豆を撒かれるというリアル節分みたいな事になっておったのじゃが、それはそれでわっちとしては楽しいのじゃよ。」
岡村真衣「…それは本当に楽しめているのか?私は心配になるのだが…。」
鬼塚早紀「いや、本当なんじゃよ。わっちは撒いてきた豆を1粒残らずキャッチしておるからな。」
岡村真衣「不規則に飛んでくる豆を全て掴んでいるのか。相当な反射神経を持っているようだな。」
鬼塚早紀「ふふふ、そうじゃろう?褒めてくれて光栄じゃ。」
岡村真衣「折角の機会だから、実世界の節分をやってみないか?早紀にも豆撒きを体験してもらいたいものだ。」
鬼塚早紀「鬼であるわっちが、目に見えぬ鬼を祓うという事になるのじゃな。同族への反逆ではなく、悪鬼羅刹を退けるという事か。それは興味深いのう。」