blenderで鍵とベールをモデリングしてつけてます。
ちょっと幼い顔にしすぎた感も...
評価(♡)が良かったらboothに出します。
<設定(怪文書)>
ヘカテーは、天界・冥界・地上界・海界――四つの世界を自由に行き来できる「境界の魔術」を扱う女神。
(ペルセポネー誘拐)
昔、ハデスがペルセポネーを冥界に連れて行ったとき、表向きは「ペルセポネーを天に戻すための魔術役」としてヘカテーが呼ばれた。
しかし実際には、ペルセポネーは冥界の生活をけっこう気に入ってしまい、
「ゼウスとも距離を置きたいし、しばらくここがいいかも…」という本音をヘカテーに漏らす。
ヘカテーはそれを聞いて、
「それなら無理に天界へ返す必要はないよね」と彼女の気持ちを尊重した。
しかも後から、今回の“誘拐”そのものがゼウスの案だったと知り、
ヘカテーは結構がっかりしたらしい。
また、ハデスにも 「もうちょっと言い方ってものがあるでしょ!」 と不器用な告白方法を叱っている。
(境界を渡るための「鍵束」)
四つの世界の境界は、本来とても厳しく、通るたびに
ゼウス・ハデス・ポセイドンの三大神全員に許可を取らないといけなかった。
ペルセポネーの件で動くとき、ヘカテーは一つひとつ許可をもらいにまわった。
そのときに授かったのが、今も彼女が持ち歩く「境界の鍵束」。
● ポセイドン
事情を聞いた瞬間、「ああ、いいよ」と即OK。
海界を通るための鍵をすぐに渡してくれた。
● ゼウス
なかなか首を縦に振らず、いちばん面倒だった相手。
結局「変身術の魔法を教えるなら」という交換条件で天界の鍵を譲ってくれた。
● ハデス
「ペルセポネーの心のケアをお願いしたい」という静かな頼みごととともに冥界の鍵を渡した。
ちなみにハデスは、誘拐の反省から、しばらく自分に“男性→女性”へ姿を変える魔法をかけられることを良しとした
こうして三つの鍵を束ねたものが、ヘカテーの象徴となる「鍵束」になっている。
(メーデイアの先生)
ヘカテーは、若き魔女メーデイアの師匠でもある。
四つの世界にいる薬草や植物、動物について丁寧に教え、メーデイアは特に薬草学に強い興味を持った。
やがて立派に成長したメーデイアは、
お礼として「薬草の刺繍をあしらったベール」をヘカテーに贈った。
このベールは今も大切にされている。