ある悪魔の物語 Scene10
踊り子衣装に似合う小芝居がなかなか思いつかず・・Gememiさんとあーでもないと検討しました。
で、結果がこれ
#アヴァマナ #ダークファンタジー #ストーリー #AI #ある悪魔の物語 #幕間
ーーーーここから
【Scene 11:レッドスネークカモン】
「さあさあ、お立ち合い! 壺の中から現れるは……『レッドスネーク、カモン!!』」
地下牢に安っぽい笛の音「ピ〜ヒャララ〜♪」が間抜けて響き渡る。
異世界人が必死に笛を吹くと、壺の口からぬるりと赤い蛇のぬいぐるみが首をもたげた。
「よしっ、大成功! 昭和の名芸、ここに復活! ……よーし、次はもっとすごいやつだぞ!『グリーンスネーク、カモン!!』」
異世界人は勢いよく笛を吹き鳴らす。
しかし、壺の陰からヌッと現れたのは、緑色……ではなく、鮮やかな青と金に彩られた豪奢な舞踊服を纏うアヴァマナだった。
引き伸ばされた長胴をうねらせ、頭上でしなやかに両手を合わせる完璧な「踊り子のポーズ」。前髪の隙間からジト目を向け、あざとく小悪魔的な笑みを浮かべて見せる。
「……って、ちょっと待って!? なんでブルーなんだよ!! グリーン呼んだのに『ブルースネーク』が出てきちゃったよ!?」
「はぁ? なによそれ……」
ビシッとポーズを決めたまま、アヴァマナは不機嫌そうに口角を釣り上げ、冷ややかな毒気を瞳に宿した。両脚の解呪によって全身から溢れる甘い媚薬の気配が、一気に狭い部屋を満たしていく。
「……なに、緑のヘビより『青い踊り子』のほうが、毒が強すぎてお口に合わないのかしら?」
頭上で合わせられた指先から、紫の毒気がふわりと舞い散る。
引き伸ばされた胴体と肉感的な腿が描く極上のS字ラインを誇示するように、アヴァマナは小悪魔的な笑みを深めた。
スッと腕を下げた彼女は、圧倒的な毒気と艶やかさに腰を抜かした異世界人の手からあっけなく笛を奪い取ると、唇に寄せて愛おしそうになぞってみせる。
「ふふ……はい、おしまい♪ 今度はボクが『吹く』番ね? ……ボクの音色で、一生ボクの足元で踊り続けなさい♡」