氷川結月「雪乃さん、冬花さん、今夜もお祭りがありますよ。準備は出来ていますか?」
北山雪乃「はい…私は大丈夫です。」
北山冬花「私も準備万端だよ、結月ちゃん。」
氷川結月「それなら良かったです。それと、里の周りの見回りに雫さんが来てくれる事になりました。」
北山雪乃「えっ…そうなんですか?」
氷川結月「はい、本当ですよ。お祭り中に里を訪れた上で、周辺の怪物退治もしたいとの事です。」
北山冬花「まあ最近新種が出たって女王様も仰っていたからね…雫ちゃんが他の種族にも優しいのがはっきりと分かるよ。」
北山雪乃「冬花…正直に言いますけど、結月さんと智美さんも吸血鬼と雪女のハーフですよ…。」
氷川結月「確かに、私と智美さんは違う種族の性質を兼ねていますけど、雪女である以上は同族でもありますからね。」
北山冬花「あれ…もしかして怒らせちゃったかな?ごめんね結月ちゃん、そんなつもりじゃなかったんだけど…。」
氷川結月「気にし過ぎですよ、冬花さん…。別に怒ってはいません。」
北山雪乃「さて、もうそろそろ本日のお祭りが始まりますね…。お互い頑張りましょう…。」