名は蓮水(れんすい)、師を求めて旅する坊主(生臭)。
剃頭に使う刃物、金属自体は砂鉄が主流で貴重品。
日本海側の山陰側の出雲などが産地。
室町の頃には既に居た様で、雲の如く水の如く旅する坊主の姿から雲水と呼ばれている。
装束もその当時からあまり変わっていない。
頭は竹で出来た網代笠(網代笠、熱海)。
上着は単で腰から下は裳と呼ばれる腰巻スカート状(巫女の裳より長さは短い)で後に単に縫い付けて一体化している。
腰に巻いているのは手巾(今で言うハンカチ)で、輪状になっていて腰を縛る他、たすき掛けも出来るらしい。手には錫杖をもつ。
密教の山伏も身に付ける物が似通ってる所は元が同じなのだろう。
竹蔵達の村に居付く若い旅の坊主をモデル化。
データが重かったので今回は笠無し。