slave No.1789 ダリア
魔術師によって作られた女型の奴隷人形に、意志が宿った存在。
薄い灰色、鈍色のようなマットな雰囲気と可憐さから、領主の館に植えられていた外来の白い菊のようと子供達に言われた事がきっかけでダリアと名乗る。
※当時館のある地方にはダリアは伝来しておらず、何故ここに植生されていたのかは不明。
手指と脚の黒みがかった表皮は、酷使された影響により剥がれ、元の素体の表面が現れている為である。
生きる限り自由のない
ただ縛られたこの世界
彼女と形容するそれは
この世界に何を見るのか
2024年公開予定古代SF小説「鈍色の女神 -D.A.H.L.I.A. Slave records-」の主人公になります。