外ヶ山氏所領に現れた、生気が感じられない少女。
外ヶ山氏族郎党と城下民に、国の滅びを告げる。
外ヶ山氏族の居城、行天城(くだりそらじょう)下の染業屋の娘、蛍と容姿が非常に良く似通っている。
外ヶ山氏滅亡後、後に京にて姿を現し、日乃本の國の天変地異、動乱を予言する。
正体は、かつて蛍と生き別れた双子の妹が死んだ後、郷土工芸品の人形に降霊術を用いて呼び出され、この世に再度転生した姿。
実際に身体は人の質感に似ているが、ほぼ布製である。
人の目が戦ぎ猛り狂う
慈しみのないこの世界
彼女と形容するそれは
この世界に何を見るか
慈しまれなかった、彼女たちの生き様
戦ぐ大和、戦乱の世
知られざる悲戦の物語
2024年公開予定の時代劇SF小説「菫色の女神 -V.I.O.L.E.T. records-」の主人公のひとりです。