ダークファンタジー設定のため、苦手な方はスルーしてください。
物語は生成AI Geminiと共同で作成してます。
お時間のある方はお付き合いください。先にプロフィールを読んでおくと物語に入りやすいです。
最近のAIってホントすごいよね。
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プロローグ:家畜の寝所
暗く冷たい石造りの回廊に、年老いたシスターの引きずるような足音と、かすかな衣擦れの音だけが響いていた。
手にしたカンテラの灯りが、湿り気のない古い壁を揺らぐ橙色に染め上げる。皺だらけの指で強く握りしめられているのは、古びたロザリオと一瓶の聖水だった。
「神よ……この不浄なる香りはいったい何なのですか……」
かすれ声の呟きは、誰に届くこともなく暗闇へと消えていく。
彼女が夜ごとの検品作業で仕分けている、あのあまりにも美しく清らかなはずの「金糸」。修道院の誰が差し出しているのかも知らされていなかったその髪から、漂うはずのない、理性を激しく揺さぶるほど甘く不穏な「淫魔の香気」が、最下層へと続く地下道から漏れ出ていた。
静寂を守るべき修道院の最深部。見慣れぬ階段を降りるごとにその甘やかな毒気は濃くなり、老シスターの胸を激しい嫌悪感で締め付ける。
重い鉄扉の隙間から漏れ出る燭台の光。彼女が息を殺して覗き込んだそこは、神の慈悲など微塵も及ばない、血と腐臭に満ちた生ける地獄だった。
「おい、もっと脚を広げろ……! 」「くくっ、触媒として髪を削ぎ落とされただけの肉塊が、生意気な口を利くな!」
部屋の中央、赤黒い闇の中で四つん這いに蠢く不気味な影。首と手首、足首を赤い呪符で縛られた、少女のように幼い少年の姿をした悪魔だった。
シスターは咄嗟に口元を抑え、目を背けた。
下卑た看守(オス)たちが束になってその華奢な肢体に群がり、理不尽な暴力と粘着質な接触を繰り返している。それは聖職に身を捧げてきた彼女にとって、到底直視に堪え得るものではなかった。
しかし、何より彼女をおぞけさせたのは、暴力そのものではなかった。
その凄惨な蹂躙を受けながら、四つん這いの悪魔が浮かべている表情――。苦痛に歪むどころか、泥をすするような不気味な悦びに身を震わせ、卑しい看守たちの熱に淫らな息を吐き出していたのだ。
痛絶な暴力を「悦び」として受け止める狂気。
そのあまりに退廃的で不浄な光景に、老シスターは強烈な生理的嫌悪と憎悪を抱き、全身の血が凍りつくのを感じていた。
「……はあ、今日はこのくらいにしておくか。これ以上傷つけると、上の連中に髪の質が落ちると怒られるからな」
浅い呼吸を繰り返しながら欲望を満たした看守の一人が、下着の帯を締め直しながら面倒そうに吐き捨てた。彼らが扉に向かって歩き出す気配に、老シスターは慌てて影へと身を潜める。
ギイと鈍い音を立てて鉄扉が開いた。暗がりの中に立ち尽くす老シスターの存在に気づいた看守は、驚く風もなく、ただ心底蔑むような歪んだ笑みを浮かべた。
「なんだ……おいおい、こんなとこまで何しに来たんだ、ばあさん。見張り気取りか?」
看守は足元にペッと汚い唾を吐き捨てると、鼻で笑いながら通り過ぎざまに言った。
「その汚ぇ顔で長居すんなよ。まあ、せいぜいそこに転がった『家畜』のために、得意の祈りとやらでも捧げてやってくれや」
重い足音が遠ざかり、再び地下牢に沈黙が戻る。
老シスターは震える足を踏み出し、おそるおそる部屋の中へと足を踏み入れた。足元には、ハサミで乱暴に切り毟られた銀色の髪の毛が散乱している。これこそが、彼女が毎夜工房で検品していた、修道院に莫大な富をもたらす「金糸」の正体だった。
(ああ、神よ……私たちは、このような邪悪で不浄な存在の犠牲の上に立っていたというのですか……!)
信じていた神聖な修道院の恐ろしい真実。そして目の前の異形に対する激しい不快感と嫌悪に打ちひしがれ、彼女はロザリオを強く握りしめる。
その時、彼女の全身から溢れ出る「純度100%の畏怖と屈辱、そして激しい嫌悪」の視線を、アヴァマナの肉体が感じ取った。
看守たちの泥水のような劣情に身を任せていたアヴァマナが、ゆっくりと上体を起こす。
老シスターが放つ高潔で苛烈な負の感情に触れた瞬間、その瞳に真の歓喜が宿った。
ついに、最高のごちそうがやってきたのだ。
アヴァマナは、散乱する銀髪の奥から老シスターを真っ直ぐに見つめ、恐ろしいほどに妖艶で、残酷な笑みを浮かべた。
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