組織での通称:ミドリ
正式名称:第三世代拡張実験モデル安定版-No.24
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Do-Lekh Lot-Mor Mark Zap-Ruun
ホムンクルス作成の際に生まれた魂を核に、魔力で肉付けした生体型魔力兵器。核となる魂から魔力を供給しているため外部供給なしで活動が可能。
第三世代の大きな特徴として、初代機以降の自己再生機能の応用でモーフィング能力が搭載されている。これは自身の体を形作る魔力を直接操作もしくは追加で接着することで、見た目や背丈を変化させることができる能力である。そのため感情表現や倫理的・人間的思考の推測や模倣を得意としており、工作員などの役割に長けている。
しかしその分魔法や魔術などで使える魔力の出力量は他世代と比べて少なく、魔力の成長限界値は体を構成するものも含めて約280qxxに留まる。これは全身が魔力として構成されている生体兵器としては低い値であり、第三世代の特性も相まって短時間で大量に魔力を消費すると、体の形が保てず自己崩壊する可能性がある。
ムラサキとは研究施設にいたころからの仲で、互いの微量な魔力を信号とし相手に送ることでテレパシーのような対話を成立させていた変異種であった。
施設の崩壊により放浪していたところ、組織化した魔族の集団に気に入られ現在はムラサキとともに幹部の座にいる。